全日本コーヒー商工組合連合会では2003年秋にコーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を目的として、我が国で初めてのコーヒーに関する資格認定制度を立ち上げました。そして2006年春よりさらに門戸を広げ、業界・所属企業等を問わず、一般消費者の方も含めコーヒーを愛飲されているすべての方々を対象に受講・受験の募集をさせていただくことになりました。
●コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を図ります。
●消費者が評価するコーヒーの生産と消費の促進・振興を目指します。
インストラクター2級 ⇒ 1級 ⇒ 鑑定士の順に取得していただく事になります。
J.C.Q.A. Certified Associate Coffee Instructor
基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒーを飲むだけでなく詳しく勉強したい方を対象にした資格で、コーヒーの対面販売に従事する方に求められる基礎的な知識・鑑定技術を習得した方を認定いたします。
現在、申込期間外です
J.C.Q.A. Certified Chief Coffee Instructor
高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術。
コーヒー製造業者に求められる、プロとして必要な専門知識と鑑定技術を取得した方を認定いたします。
現在、申込期間外です
J.C.Q.A. Certified Coffee Master
コーヒーの原料調達・製造管理・品質管理等、極めて高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術を取得した方を認定いたします。
現在、申込期間外です
2024年9月現在の認定者数は下記のとおりです。
鑑定士認定者 |
55名 商品設計マスター 100名 生豆鑑定マスター 151名 品質管理マスター 65名 |
1級認定者 | 1,633名 |
2級認定者 | 20,433名 |
直近の合格率です。
91%
2級
【42回】
14%
1級
【20回】
5.0%
鑑定士
【18回】
鑑定士 (第18回) | 受験者 100名 |
合格者 5名 商品設計マスター 4名 生豆鑑定マスター 15名 品質管理マスター 6名 |
1級(第20回) | 受験者 512名 | 合格者 72名 |
2級 (第42回) | 受験者 912名 | 合格者 832名 (内再試験合格者 29名) |
コーヒーインストラクター検定に見事合格された皆さんに、インタビューさせていただきました。
合格者様からの声を随時募集しております。
受験のきっかけ
入社した当時の私はコーヒーに関して無知でした。社内教育の一環として行われた社内テストでは散々な結果であり、焦りと不安しかありませんでした。その焦りと不安を解消し、珈琲職人として恥ずかしくない知識と技術を身に付ける為に勉強を開始しました。インストラクター試験は基礎から学べること、自分の習得レベルを把握する為に活用しました。
夢
鑑定士試験は非常に難関で合格するまで時間がかかりましたが、自分をじっくり見つめ直し、欠けている点を補う努力をし続けてきたことで「鑑定士合格」ということだけでなくそれ以上の物が得られたと思っています。私は会社では品質管理の立場にいます。現状を少しでも良くすること、そのために物事を追求し続けることが品質管理として大切であると考えています。試験も仕事も諦めなかった事が今の自分に繋がっていると思っています。
受験のきっかけは
受験のきっかけは、現在コーヒーロースターの営業として仕事をしており多くの飲食店様を担当している為、コーヒーの知識をしっかり身につければその得意先に貢献できるだろうと考えたからです。また自分自身の強みにもなると思ったからです。私の勉強方法は会社内で当社の工場長が中心となって、社内勉強会を開催してくれた為、そこで重点的に勉強する事ができました。また自分自身もテキストを読み込み復習を行っておりました。
コーヒーに関わる方に貢献できるような仕事を!
今後の夢はインストラクター2級だけの資格にとどまらず、1級、 鑑定士を目指して勉強していきたいと思います。その結果、多くのお客様や コーヒーに関わる方に貢献できるような仕事をして行きたいです。これから受験される方は、コーヒーに関心を持ち、周りの仲間達と 楽しみながら勉強して行けばきっと良い結果が生まれると思いますので頑張ってチャレンジして下さい。
合格への手がかりは
私共の会社では全員が2級を受験していることが、受験のきっかけです。受験する上で学ぶべき内容が掲載されている教本を習熟することは、結果の合否に関わらずコーヒーの販売営業として非常に為になる知識となりました。講習会での内容は教本に加えて、講師の方々がさらに分かりやすく、深く細かく教えて下さいます。何より最後に質疑応答の時間があるので、事前に自分なりに習熟していた中で理解しづらい内容などをその場面で解消できることが、合格への手がかりになったと思います。
もっと面白いコーヒーライフを
夢としてはさらに上の1級を取得し、そこに至るまでに蓄えた知識を活用し、コーヒーの面白さをより多くの人に広めたいと考えています。これから受験する方へ伝えたい事は、産地や精選方法など覚えなければいけない事はたくさんありますが、受験の為に勉強した知識があればコーヒーと向き合うことがさらに面白くなると思います。是非、もっと面白いコーヒーライフを送れるように頑張ってください。
受験のきっかけ
本検定の存在はインターネットで知っていましたが、今の会社に入社したことをきっかけに第29回の2級を受験させていただきました。もともとコーヒーに興味があり、自分の知識を客観的に図れるものが欲しいと思っていたため、とても良い機会を頂きました。専用のテキストは受験する級ごとに内容が分かれており、丁寧な説明で非常に勉強しやすかったです。
コーヒーが好きならばぜひ!
試験は、テキストをもとに講習会が行われ、その約一か月後に本試験となります。講習会では実際にコーヒーを飲み比べ、その風味の違いも勉強できるため、安心して本試験に臨むことができました。コーヒーを一から勉強する方にも、自分の知識を試したい方にも充実の内容です。私は2級を受験したことにより、もっとコーヒーについて知りたいと思うようになりました。そのため今後は1級にも挑戦し、その奥深い世界を味わいたいと思います。
コーヒーの魅力を発信したい!
受験した事で、コーヒーの可能性は無限大だと思いました。これからは、そのことを自分なりの表現を通してお客様に伝えていきたいと考えています。これから受験される方々は、コーヒーについて学べば学ぶほど、その奥深さを知り、もっと知りたいと思うようになると思います。将来の自分のなりたい姿をイメージしながら頑張ってください。
毎日コツコツと!
学生の頃から、喫茶店やカフェを巡るのが好きで、その中でコーヒーの魅力に触れ、勉強したいと思うようになりました。最初は独学で頑張ろうと思っていましたが、この検定があることを知り、専門的に取り組んでいけると思い受験しました。受験することが決まってからは、忙しくても、少しでもいいから毎日教本を開いて繰り返し読んでいました。実技に関しても、繰り返し実践することで体に覚え込ませるよう意識していました。そうして身についた知識が、今の仕事にしっかり活かされていると感じています。
念願の検定合格!
学生時代から珈琲関連会社で働きたいと思っており、より珈琲の知識を深く学ぶためにはコーヒーインストラクター検定が必要だと感じておりました。学科と実技の講習会では、懇切丁寧な講師の方々の教えがあったおかげで、1級合格を果たすことができました。 この検定受験を通して、知識が深まったのはもちろんですが、自分に自信を抱くことができました。
珈琲に携わった未来を描く
今後は鑑定士の資格を取得し、珈琲を普段よく飲まれる方々にもっと興味を抱いていただけるような仕事を考えていきたいと思っております。 これから受験を考えている皆様は、是非インストラクター検定を契機に、珈琲のことを深く知ってください。今日における日本は美味しい珈琲がいつでも、どこでも飲むことができる環境下です。そんな美味しいコーヒーが飲めるという事が、どれだけ素晴らしいことなのか、改めて知ることができます。 珈琲を通して共に多くを学んでいきましょう。
2006年2級資格取得
2008年1級資格取得
受験のきっかけ
取得当時はコーヒーの営業に携わる業務をしており、喫茶店のマスターやホテルの支配人など自分よりもコーヒーに詳しい方がたくさんいました。そこでコーヒーのプロになるべく誰よりもコーヒーに精通して、お客様に正しいコーヒーの知識や、コーヒーを美味しくするために必要な事をお伝えしたい点、また諸先輩方にコーヒーの知識に関しては負けたくないと思い、受験・取得しました。
資格取得後の自分
資格取得後は、ボランティアでお得意先の喫茶店やホテル、地域コミュニティ(福祉センターや公民館など)、大学や専門学校でコーヒー教室・セミナーを何度も開催しました。わずかですがコーヒーの素晴らしさを伝える事が出来たと思います。営業にも自信を持つ事が出来、取得して本当に良かったと思います。現在もコーヒーに関するアンテナは常に張っており、社内外問わずコーヒーの素晴らしさを伝え続けたいと思います。これから受験される方に伝えたいことは、『コーヒーの世界感が拡がる事』、『知れば知るほど奥が深いという事』、『自分だけの知識や技術を深めるためのモノではなく、皆で楽しむためのモノ』など、メリットが盛りだくさんです。是非チャレンジしてください。
2007年2級資格取得
受験のきっかけ
入社してから日々の業務に追われている中で珈琲に対しての知識向上が必要であると思い受験を決めました。勉強方法に関して2級資格の知識は珈琲の営業マンにとって基本の「き」であるつもりで勉強したと同時に2級の内容は珈琲好きならば自然と入ってくる内容でしたので楽しみながら勉強致しました。
これから受験される方へのアドバイス
上記の通り2級に関しては固く構えずに楽しみながら受講本をながめると自然と知識が入ってくると思います。珈琲の知識は当方から発信するよりも、お客様からの要望・質問に対しての引き出しの幅を広げる事で信頼をつかむ武器になりますので今後は1級取得を目指します。