よくある質問

事務局などに寄せられる質問のうち、よくある質問について掲載します。受験の際の参考にしてください。

コーヒー検定事務局に寄せられたご質問です。

   

お申し込みに関して

申し込みはどうしたらよいでしょうか?

コーヒー検定の申込方法は以下のとおりです。

■ホームページからのお申し込み
検定受講・受験申込ページより必要事項を入力の上、お申し込みください。
※正常に申し込み完了すると受理確認メールが自動返信されます。

■郵送・メールでのお申し込み
所定の受講・受験申込用紙(ホームページよりダウンロードできます)に必要事項を記入の上 、郵送もしくはメール添付にてお送りください。
(必ず、コーヒーインストラクター検定規約を良く読んで、同意欄に署名してください。)

《申込書送付先》
全日本コーヒー検定委員会事務局
〒651-0085 神戸市中央区八幡通4丁目1-11 松竹ビル5F システム・ナロウズ株式会社 内
E-Mail:infokentei@jcqa.org

会場の変更・受講日の変更はできますか?

申込締切後、会場抽選で会場・受講日が確定した後の会場及び受講日の変更はできません。
また、落選者への受講権利の譲渡もできません。

1級から受験したいのですが、可能ですか?

できません。
1級の受講受験資格者はコーヒーインストラクター2級合格者を対象としています。
まず、2級検定から順に取得してください。

申込受理確認メールを受け取りましたが、受講の案内はいつ頃届くのでしょうか?

申込受理確認メールは申込みを受け付けたことをお知らせするもので、受講が確定したわけではございません。
同一会場にお申し込み多数の場合は、申込み締切り後、抽選にて受講者を決定させていただきますので、受講受験の可否のご案内は、申込み締切り日から、1~2週間後となります。

なお、発送の状況は、検定HP News&Topicsに随時掲載してまいりますので、ご確認下さい。

電話での申し込みはできますか?

電話でのお申し込みは受け付けておりません。
ホームページからお申し込みいただくか、申込書をメール添付にて送付もしくはご郵送ください。

講習会に関して

急な仕事で講習会に参加できなくなりました。受講受験料は返金されますか?

受講・受験料振込後にキャンセルされる場合、キャンセル料を差し引いた額をご返金となります。(ご返金率は規約をご参照ください)
(*いずれの場合も受講日・受験日から起算した日)
当日~15日前迄の手続き・・・キャンセル料は受講・受験料のそれぞれ100%相当額
16日~30日前迄の手続き・・・キャンセル料は受講・受験料のそれぞれ50%相当額
31日以前の手続き・・・キャンセル料は受講・受験料のそれぞれ10%相当額
(上記の期日が事務局の休日にあたる場合は、その前営業日が期日)
上記のキャンセル料を差し引いた後、指定口座への振込にて受講・受験料をご返金いたします。
(ただし、振込手数料は受講・受験者負担とします。予めご了承ください)
なお、講習会をキャンセルされる場合は、試験もキャンセルとさせていただきます。講習会のみのキャンセルはできません。
詳しくは規約をご参照ください。

会場の変更・受講日の変更はできますか?

申込締切後、会場抽選で会場・受講日が確定した後の会場及び受講日の変更はできません。
また、落選者への受講権利の譲渡もできません。

どこで開催されますか?

2級検定は年2回(春・秋)、1級検定は年1回(夏)開催されます。
開催地は、東京・神戸・名古屋・九州・広島・仙台・札幌です。

開催級または会場の都合により開催地は変更されることがあります。
詳細は検定ホームページでご確認ください。
また、年間スケジュールもホームページに掲載しております。こちらもご覧下さい。

試験に関して

不合格の場合、以後の優遇措置はありますか?

あります。
2級検定:受講回の次回に限り、講習なしで試験のみの受験が可能です。(受験料¥5,000のみ必要)
それ以降のお申し込みは再度講習会からのお申し込みとなります。

1級検定:11月に不合格科目のみ再試験が受験できます。(受験料筆記・実技各¥5,000-必要)
なお、再試験が不合格の場合は次年度、再度講習会からのお申し込みとなります。
なお、過去10年以内に受講歴のある方は、「試験のみ」でのお申込も可能です。
ただし試験の定員は講習会定員と同数であり、試験の定員に関しましては同年度内の講習会を申込んでいる方を優先させて頂きます。
そのため講習会の申込者が多数の場合には「試験のみ受験」枠は発生しない、もしくは枠が少数の為に抽選になる事を予めご了承ください。

鑑定士に関しましては教科ごとに永久資格です。
不合格だった教科のみを再度受験していただきます。(再度講習を受ける必要はありません)

 

試験日に急用ができました。
欠席の場合、次回検定への受験料の持ち越しはできますか。

試験を欠席された場合の受験料の返金及び次回への持ち越しはできません。
事前にご連絡いただいた場合も同様です。

テキストについて

テキストは市販されていないのですか?

一般の書店では販売していません。
このホームページのお申し込みフォームよりお申し込みいただけます。

講習内容・学科実技に関するご質問です。

生豆

ピーベリーとフラットビーンに味の違いはありますか?

ピーベリーとフラットビーンの主たる違いは形状によるものです。
必ずしも風味上の優劣があるわけではありません。

ミューシレージを取り除く機械の仕組みはどうなっているのですか?

スクリーンでできた円筒状の機械の中をミューシレージ付きのパーチメントコーヒーが移動していきます。豆と豆、あるいは豆とスクリーンとの摩擦によりミューシレージが機械的に取り除かれます。

生豆は「きまめ」とは言わないのですか?

生を「き」と読む場合、「混じりけのない」という意味になります。生豆の場合は未加工の原料を意味していますので、「なま」と読みます。

スクリーンサイズによる穴の計算の仕方をもう1度教えて下さい。

1/64インチを基準にしたふるいが世界標準となっており、産地による違いは小さいためそれに基づくのが一般的です(インドネシアは除きます)。
例えばS17と言えば
スクリーンサイズ(17/64)x25.4≒6.75 (1インチ=25.4mm)
となり約6.75mmの径となります。

ピーベリーと不完全果実は違うのですか?

どちらも生育不良が原因で発生しますが、ピーベリは果実内にできた空洞を正常に育った種子が埋めています。そのため、生豆にフラット面がなく、また、果実内に空洞がありません。一方の不完全果実は空洞が残ったものになります。片方の種子が正常に成長した場合、フラットビーンができることになります。

水洗式と非水洗式で品質の良し悪しがありますか?

水洗式だから品質が良いとか、非水洗式だから品質が悪いとか、一概にはいえません。単なるプロセスの違いとして理解してください。

もし石が有れば粗選別時に完熟果実・未成熟果実と併せて沈むかと思います。その石はどの段階で除去されるのですか?

粗選別に使用する水槽から沈んだものを吸い上げる際にその強度を調整し、果実だけを吸い上げ、パルパーに送るようにします。水槽を使用しない場合は収穫したチェリーをパルパーにかける前にハンドピックすることもあります。

国にもよりますが生産量が多い年と少ない年が交互にあるように見られますが偶然ですか?

傾向として生産量の推移はそのように変化しています。多い年の翌年は収量が少なくなる傾向があります。表作、裏作などと呼ばれることもあります。

ブラジルの規格にあるNO/2とS17/18、NO4/5とS14/15/16の実質連動しているとのことについてもう一度教えてください。またインドネシア・ベトナムはどうなのでしょうか?

ブラジル・インドネシアについては、スクリーンの規格と欠点数の規格は、それぞれ独立しているので組み合わせは自由です。しかしながら、NO/2とS17/18、NO4/5とS14/15/16の組み合わせでの流通が非常に多いため、実質連動しているとの書き方をしております。ベトナム・キューバ・アメリカ合衆国 ハワイコナ・ジャマイカブルーマウンテンについては、完全に連動しているので組み合わせは決まっています。

ベトナムの生産量は世界第2位ですが、日本ではあまり見かけません。日本ではどのように使われているのでしょうか。

ベトナムで生産されているコーヒーの多くは非水洗式カネフォラ種のロブスタです。ロブスタは単品で売られていることは少なく、主に缶コーヒーなどの飲料の原料やインスタントコーヒーの原料、また、レギュラーコーヒーでもブレンドなどに使われています。単品で売られていることが少ない為、あまり見かけないと感じておられるのかもしれません。スーパー等に並んでいるレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーの裏面表示を見ると良く目にします。

展示している焙煎豆を見ると、センターカットが非水洗式は黒く、水洗式は
白くなっていますが、精選方法によって違うのでしょうか。

精選方法により違います。精選工程中に洗うか洗わないかで変わります。

格付けで、スクリーンの大小によって味の違いはありますか。

スクリーンサイズにより味が異なる傾向にありますが、優劣はつけられま
せん。

標高による格付で、なぜSHBやSHGと呼び方がかわるのですか?

各生産国が独自に行っており、単に呼称が違うだけです。

原料として輸入される有機栽培コーヒーの認定は全て日本国内で認定された
ものですか?

JAS認証された海外の機関によって認証されます。

カップテストで液体を口中に霧状に吸い込むのは何故でしょうか。

霧状にすることで液体の表面積を広げて味を感じ易くします。

焙煎・ブレンド

P.50では焙煎豆及び粉に含まれる水分は最大3%程度とあるのに対して、P.38の焙煎・ブレンドにおける成分の変化の概要では~5%と書かれていますが、どちらが正しいのですか。

表の出所が違い、少し紛らわしい表記になりました。
P.38で最大5%となっているのはもともと焙煎豆に含まれている水分だけではなく、焙煎時に水冷をおこなった場合も考慮しています。

直火式焙煎機は豆に火が直接当たるということですか?

必ずしもそうではありません。検定上の定義としてはシリンダーの形状で区別しています。

焙煎度の表現として、8段階のロースト名で区別する方法があると聞きましたが、これは日本特有の方法なのですか?

他国の文献にも同様の分類を見ることができます。

焙煎で生じる水分があると聞きましたが、それはどういうことですか


コーヒーに限らず有機物を燃焼させると水分が発生します。

直火式と半熱風式焙煎機の違いを、炭火の効果の観点から再度ご説明ください。

直火式は炭火を熱源とした場合、その遠赤外線効果を利用することができますが、半熱風式焙煎機では利用することができません。

ブレンドのネーミングについて、30%以上のものが複数含まれる場合、冠はどちらでも良いのでしょうか、また、銘柄以外のネーミングはなんでも良いのですか?

30%以上含まれているものについては、どれを選択してもかまいません。
ネーミングについては冠表示についてのみ規定されている訳ではありません。全日本コーヒー公正取引協議会の規約に従ってください。

冠表示とは具体的にはどんなものがありますか?

特定銘柄だけでなく、特定の産地、銘柄などが含まれます

キリマンジャロの定義で、ブコバ地区を除くとありますが、ブコバ地区ではカネフォラ種しか取れないのでしょうか?

カネフォラの比率が非常に高い地域ですが、アラビカが全くないということではありません。

「モカ」の定義を教えてください。

エチオピア産及びイエメン産のコーヒーを指します。

特定産地名の冠表示について、生豆換算でレギュラーコーヒー30%、
リキッドが51%以上となっているのは何故ですか?

ルールを定めている団体が違うからです。

インスタントコーヒーには、冠表示の基準はあるのですか。また、その基準を教えてください。

レギュラーコーヒーと同等です。

特定銘柄は教本の表以外にありますか。また、それを決定しているところはどこですか。

特定銘柄は、教本の表以外にはありません。全日本コーヒー公正取引協議会が規定しています。

リキッドコーヒーで乳固形分3%以上を使用し尚且つ5%以上生豆を使用して製造したリキッドコーヒーの表示は乳飲料ですか?それともコーヒーですか?

乳飲料の表示が優先されます。

カフェインは深煎り豆の方が多く含まれますか?

含有率は大きな変化はありません。

粉砕・抽出

ドリップの蒸らしの時間は、お湯と粉の接触時間と同じ扱いと考えてよいのですか?

当検定では日本のコーヒー業界でドリップについて語られる「蒸らし」を特別な工程として見なしていません。接触の一部にすぎないという位置付けです。

「抽出」の部分で、ドリップは浸漬やサイフォンに比べて規格化するのがとても難しいと説明されましたが、ドリップにはメリットがないのですか?

味づくりのバリエーションの広さはメリットといえるでしょう。消耗品が手に入りやすいこと、片付けが簡単なことも大きなメリットです。

抽出液を保存する場合、温度を一定にしても変化は起こりますか?

起こります。抽出液の変化は、その温度変化によって起こるものではありません。

エスプレッソマシンの特徴で高温のお湯を使用するとありましたが、エスプレッソマシンはお湯の温度は90度に固定されていますが、「高温」と表現するのは適切ではないのではないでしょうか?

90℃のお湯を高温と表現しております。他の抽出では熱湯を注いでも正味の温度は80℃台になることがほとんどです。

保存

脱酸素剤の有無でコーヒーの劣化速度は変化するのでしょうか?

酸素は劣化要因の一つです。
適切な脱酸素剤を使えば、酸素による劣化を抑制できるレベルにまで下げることができます。
ただし劣化要因はそれだけでなく、光、水分、温度、コーヒーの状態(豆か粉か)の影響もあります。
どれだけ劣化を抑制できるかにはこれらの要因を総合的に評価する必要があります。

抽出液の保存についてポットのようなものに入れた時とヒーターで温めたタイプでの経時変化に差が出るのでしょうか?

コーヒーの状態はかかる熱が大きければ大きいほど速く変化します。
保温ポットは断熱によりコーヒーの温度の低下を防いでいますが、加温により温度を保つよりは熱のかかり方は緩やかです。
この差は経時変化の違いとなって現れます。

「オールドビーンズ」をみかけることがありますが、生豆にも経時変化はあるのですか?

焙煎豆ほどの速度ではありませんが、変化は起こります

ガスバリア性の高い包装のコーヒー豆を購入し、1杯分使用しました。その
後の保存として、おすすめの方法は何ですか?

密封性の高い容器に移し替え、冷蔵庫のような場所に保存するのが好ましいですが、結露など湿気を吸湿することに注意が必要です。短期間で使い切るようなら、涼しい常温の場所でも良いでしょう。

周辺知識

デカフェとそうでないものでは味に違いがあるように感じますが

スイスウォーター式にせよ、超臨界炭酸ガス式にせよ、カフェイン以外の他の成分に影響を与えにくいように工夫がなされていますが完全ではありません。
処理前とは生豆に含まれている成分に違いが出ますので、それは風味の違いに繋がることになります。

実技

水洗式と非水洗式の飲み比べ時のコメント(風味の特徴)を教えてください。

水洗式は口あたりがクリーンで透明感があります。非水洗式は口あたりが丸く、
やわらかい印象が残ります。

新しいコーヒーと古いコーヒーの風味の違いは何ですか?

コーヒーの風味は経時的に変化します。もっとも速く、もっとも大きく変化するのは香りです。香りの量、香りの質の違いに着目してください。

カップテストの準備に関してですが、粉砕機や粉砕粒度は一般的に決められているものなのでしょうか?

決められていません。いつも同じ条件で実施する事が重要です。

2級講習会にてご質問頂いた内容です。

講習会でご質問いただいたQ&A

教本P43〈試してみよう〉、④成分の抽出速度の記載内容の内、4分間で4回に分けて抽出し、1回ごとに別のドリッパーに受けるという意味が理解で出来ません。どのように実験してみれば良いのでしょうか?

1分おきにサーバーを変えて抽出液を分けて下さい。1分、2分、3分、4分、それぞれの抽出液で風味が違う事(講義で説明をしました成分の抽出速度の違い)が体感できます。

5限目の新しいコーヒー、古いコーヒーの説明でスライドに投影していた図は、何かの実験結果を具体的にグラフにした図でしょうか?あくまでもイメージ図でしょうか?

時間の経過と共にどのようにコーヒーの劣化が進むのかを視覚的に表したイメージ図となります。縦軸、横軸に具体的な数字が無いのはその為です。

今回の検体はプレスでの抽出でしょうか?プレスの抽出で液体が粉っぽくなるのはどうしてでしょうか?

プレスでの抽出です。一般的なペーパーよりも目が粗い為、細かいコーヒーの粉(特に微粉)は分離する事が出来ず、液体が粉っぽくなる原因となります。全国で講習会を実施しておりますので、各会場での検体の風味を揃える為にプレスで抽出して検体を提供しております。

コーヒーの生産量でホンジュラスとグアテマラでは、ホンジュラスの方が生産量は多いのに日本への輸入量はグアテマラの方が多いのはなぜですか?

日本においてグアテマラのコーヒーがホンジュラスよりも人気がある事が輸入量の違いに表れていると思われます。輸入量が多くなる要因として知名度、風味の他に希少性などが考えられます。生産量が多いことと日本への輸入量が多いことは必ずしも比例しません。

ピーベリーとフラットビーンでは風味の差はありますか?

同じ木から生産された場合は大きな風味の差はありません。一緒に焙煎をした場合には、ピーベリーのほうが小さいため、色付きの差が起こり、風味が変わる可能性が考えられます。

講義中に出来るだけ早く生豆を取り出し乾燥までの作業が品質保持のためには必要ですと話していましたが、非水洗式は果実のまま乾燥するのにすぐ取り出せるのですか?

「出来るだけ早く乾燥までの作業をすすめることが品質保持のためには必要です」という説明の言い間違いでした。収穫した果実は、収穫した状態のままでおいていくと果実の状態にもよりますが一日ぐらいで発酵が進み腐ってしまいます。そのためすぐに精選の工程を行わないといけないという事です。非水洗式であれば、乾燥場やパティオなどで適切な風通しなどを行い、水洗式であれば果肉を取り除き、発酵槽などで処理が必要となります。

天日と機械による乾燥方法で風味の差はありますか?

理論上では乾燥させるための温度や時間、攪拌が適度なものであれば双方での差はありません。しかしながら、一般的に機械乾燥では短時間、天日では長時間の乾燥になる傾向があり、このあたりの違いを起因とした品質差が出てくる傾向はあります。
また、天日乾燥は降雨などの外的要因で品質低下を招くこともあります。基本的には天日乾燥し機械乾燥で仕上げるところが多いです。後は、乾燥場の良し悪しにより品質差が出る可能性もあります。

「ガヨマウンテン マンデリン」として販売されている商品を見たことがあるがこの表記は正しいでしょうか?

ブレンドではないコーヒーに対しての名称であれば不適切です。仮に両者を30%以上使用されているブレンドであればガヨマウンテン マンデリンブレンドとして販売されている可能性はあります。また特定銘柄「マンデリン」の定義は日本国内のものであり、海外では違う運用をされている可能性があります。

生豆のコンテナ輸送中の水分値が大きく変化し品質劣化を招かないのでしょうか?

品質劣化の大きな一因となります。主に結露による水濡れや吸湿が問題です。また外的要因にはなりますが、コンテナに穴が開いて海水や雨水による水濡れが起こる場合があります。

スクリーンサイズと欠点数による格付けについて、組合せ自由のものと組み合わせが決まっている生産国を再度教えてください。

前者はブラジルとインドネシア(カネフォラ)、後者はベトナムやジャマイカ、ハワイコナが挙げられます。ただしブラジルは商習慣上、NO2とS17/18が組み合わせとしては多く流通しています。

生産年度とは何ですか?

収穫され、その後流通される期間を1年としています。例えば2016/17とある場合、収穫時期が生産国によって様々なためブラジルでは2016年7月1日~2017年6月末まで、コロンビアでは2016年10月1日~2017年9月末までの1年間を生産年度としその期間の生産量が記載されています。

グアテマラのEPWとHBの間に300mほどグレーディングされていない標高があるがそれについてはどのように格付けされるのか?

あくまでもグアテマラが決めている格付けに基づき、おおまかな標高表記をしていますのでどちらかに区分されるのが一般的です。

香りについて、お湯の温度が高いほど香りが良く出ると説明されましたが、60℃位の方が香りが開くと聞いた事があります。どちらが香りは出るのでしょうか?

お湯の温度が高ければ高いほど香りの総量は多く放出されます。香りが開くという事は、経時変化などで、良好な香りが際立って感じる際に起こる現象を指しており、香りの成分には、好ましいものと好ましくないものがありますので商品によっては60℃の方が良好な香りがする場合もあると思われます。

ブラジル、インドネシアの格付けについて、スクリーンと欠点は別々に基準があり組み合わせることができるとのことでしたが、たとえば「タイプ2 S14/15/16」というものがあるのでしょうか?

理論的にはあります。ブラジルに関して、現実的にはタイプ2はS17/18にて、タイプ4/5はS14/15/16で流通することが一般的ですが、たとえば「タイプ2 S14/15/16」という規格でのオーダー自体は可能です。

コロンビアの格付けについて、「エクセルソ UGQ」のUGQの意味を教えてください。また、S15以上の場合違う格付けがあると聞いたことがあるのですが、別の名前があるのでしょうか?

UGQとは、Usual Good Qualityの頭文字を省略したもので、輸出グレードとして一般的な普通のものといったニュアンスの意味になります。またこちらでご紹介している格付けはすべてを網羅したものではなく一部の代表的なものをご紹介したものになります。たとえば実際にはS15以上に「エクセルソ EP」というグレードがあったりします。

ブルボン種やロブスタ種などとインターネットで見ますが、あれは正しいのでしょうか?

植物学上は誤りです種としてアラビカ種とカネフォラ種があり、栽培品種としてブルボンやロブスタがあります。

コーヒー豆を販売する冷蔵ショーケースは、保管状況としてはよくないのですか?

どのような包装でどのくらいの期間の保管を考えているかによると思います。基本的に低温での保管は品質保持の観点で有効ですので、長期の保管であれば効果があると考えますが、ごく短期間であれば必要ないかもしれません。

ブレードグラインダー(プロペラ式ミル)を使用しています。微粉が多いのですが、やはり良くないでしょうか?

粒度(挽き目)が不安定であれば、コントロールは難しくなります。ただし微粉も程度によっては、濃度感がプラスに働く事もございますので、すべてに悪影響を及ぼすとは言えません。誰かにコニカルの様なミルを借りて比べてみるのが良いでしょう。

炭焼きモカブレンドの定義は何ですか?

100%炭焼き、且つ生豆換算30%以上のモカ(イエメン・エチオピア原産のアラビカコーヒー)が含まれている事になります。

生豆にも経時変化はありますか?

あります。焙煎豆程早いものではございません。保管は温度と湿度に注意が必要です。

焙煎を職業としていますが、貝殻豆をどうお考えですか?

豆に厚みが無いことから、ISOでは焦げの原因とされています。又、外観を損なう為に商品価値が下がってしまいます。経験的には、大きな差はなく、貝殻豆だけを集めて飲んでも、大きな変わりはなく美味しく飲めました。

バルブ付の袋に開封後も入れていましたが、効果はありませんか?

あまり期待できません。中に空気が入ってしまうこと、家庭環境では再密封が難しいことが原因です。光を通さない袋であれば、その効果は得られるなど、限定的なものになります。

アラビカ種の横でカネフォラ種を栽培すると、ハイブリッドは出来ますか?

できません。染色体の数が異なる為、交配しません。ハイブリッドはごくわずかな確率で起きる偶発的な交配種や、薬品処理により、染色体の数を合わせて作られています。

生産地(地区、エリア)では、栽培から精選まで、必ず一貫して行なわれているのでしょうか?

基本的には時間が経つと商品価値が下がる為産地内(エリアか農園)で精選されております。しかし選別は別で、港湾倉庫や別のエリアで行う事もあります。

ピーベリーはアラビカ種のみですか。

アラビカ種、カネフォラ種両方あります。

本日の講習会で使用されたスライド、図はホームページ等で再確認できるのでしょうか。

できません。

ミューシレージは簡単にとれますか。

そのままの状態では取れ難いと考えて下さい。講習会の動画でご覧いただいたように爪で強引に削れないことはないですが、発酵槽で取れやすくしたり、機械を使用して取除く事が一般的になります。

ブルーマウンテンの格付けでスライドはセレクトになっていますが、教本ではトリエイジになっています。どちらが正しいですか?

スライドが最新版で正しいです。

ハリオの大きい一つ穴やカリタのウェーブドリッパーの場合、一点に集中して入れているお店もあれば全体的に回すように入れているお店もありますが、どちらが味作りとして正しいのですか?

当検定では、特定の抽出方法や抽出器具の良し悪しを言及することは控えますが、正しい正しくないではなく、自分がどのような味を作るのかによって、お湯の注ぎ方も変わって来ると思います。注ぎ方の違いによって抽出時間や抽出量も変わってきますのでご自分で体感してみて下さい。

お店の方針でもあるかもしれませんが、アイスコーヒーを作る場合お店によっては氷の影響を考えてあえて粉の量を増やしたりして抽出しているお店もありますが、それはどうお考えですか?

当検定では特定の抽出方法などはお教えしていません。求められている抽出液の濃度に応じて氷で薄くなった分を考慮して粉量で濃度を調整していると思われます。

抽出液の経事変化で局所的な過熱の風味ダメージを避けるため、再加熱時は鍋などに入れ替えて撹拌させながら再加熱すると良いとの話しでしたが、サーバーのまま火にかけて撹拌するのでもいいのですか?

はい、大丈夫です。ですが、直火可能なコーヒーサーバーは少ないため一度鍋などに入れて加熱した方がいいですとお話をしました。局所的な加熱を避けるような方法をとってください。湯煎等の手法も有効です。

劣化を促進する要因の一つの湿度なのですが、35%以上湿度があるとコーヒーは吸湿してしまいますとお話がありましたが、では湿度を限りなく下げていった方がコーヒー豆的にはいいのでしょうか?

理屈的にはその通りですが、保管環境の湿度を下げるよりも水分を排除するような包装方法のほうが現実的だと考えられます。

温度が高くなると、香りが出るとありましたが、時間が長くなると香りは多くなるのですか?

はい、時間が長くなると香りの総量は多くなります。ただ、香りの成分は水に溶けない成分が多く、水出しコーヒーの場合は、高温で抽出した場合より、香りが抑えられる傾向にあります。

ネスプレッソはどんな抽出方法ですか?

本日の講義で説明した「エスプレッソ抽出」に近いと思われます。

インドネシアのスクリーンの規格はカネフォラ種に適用されているとのことでしたが、非水洗式だけでなく水洗式にも適用されるのでしょうか?

はい、どちらにも適用されます。

ブラジルの規格で、No1は存在しないのでしょうか?

はい、存在しません。欠点数が4でNo.2規格になりますが、欠点数が4未満というコーヒーを作ることは可能ですが、欠点によっては1粒でも欠点豆が入っていれば規格外となり現実的ではない為、No.1という規格を作らずに最高グレードをNo.2とした、という話を聞いたことがあります。ここには記載されていませんが、No3やNo6以下のグレードは存在します。

メキシコの規格はHG(altura)とPW(prima lavado)とありますが、HG(altura)は良い評価ということなのでしょうか?

良いかどうかの価値観は主観的なものですのでここでは言及できませんが、一般的に標高の高い場所で生産されたコーヒーの方が風味評価が高く、高値で取引される傾向があります。

特定銘柄のキリマンジャロの説明で、「ただしブコバ地区は除く。ブコバ地区では主にカネフォラ種が生産されている為」とのことでしたが、何故ブコバ地区のアラビカ種は除かれるのでしょうか?

ブコバ地区ではアラビカ種も生産されており、主に非水洗式のアラビカ種なのですが、標高が低く品質が良くない為、本来標高が高く品質の良いタンザニアのコーヒーにそぐわないことから、キリマンジャロの定義から外されたと聞いたことがあります。

炭酸ガスの放出推移、時間との相関についてのデータ等はありますか?

データそのものはありません。時間の推移と共に炭酸ガスは放出されると考えて下さい。

エクセルソ以外のコロンビア輸出規格はありますか?

ありません。輸出規格の総称をエクセルソといい、その中にスプレモやUGQがあります。

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